いり番茶
2005年 10月 09日
先月、一保堂でお茶をしたときに買い求めたもの。
喫茶嘉木でいただいたのと同じ玉露の茶葉と写真のいり番茶。
京都ではよく飲まれてるお茶で、
クセがあるから好き嫌い分かれるかもしれんけどと
友人から教えられ、京都人ではない私、さっそく試してみることに。
でっかい袋の封を開けなくても匂ってくる
焚き火で葉っぱや木を燃やしたような匂い。
なんだこの匂い?!?
茶葉はというと、あ、やっぱり葉っぱが焦げてる。。
茎も葉もそのまま入ったお茶。
袋にはこう書かれてます。
いり番茶は、昔から京都に伝わる独特のお茶で、京番茶とも呼ばれています。
葉を摘んですぐに蒸し、揉まずに開いたままの葉、
茎や枝を乾燥させたあと、短時間に強火で炒りあげました。
独特の香ばしい香りと風味が特徴で、
とくに赤ちゃんや病気の方に良いと伝えられています。
沸騰したお湯にそのまま葉をバサッと入れてしばらく蒸らしていただきます。
部屋中に広がる香ばしい香り。
熱いお湯に浸ってさらに香りが濃くなっているような・・・
湯飲みに入れていただくと、
ふわ~っと口の中にも香ばしさが広がりちょっと甘みがあるような味。
クセのある香りがやみつきなりそう。。
う~おいしい。
このいり番茶、人気が出すぎてか、本店でも一人2袋までしか買えないそうで、
買うには、なるべく早い時間に行ったほうがよさそうです。
あったかいお茶が美味しい季節になりました。
by mayuppy131
| 2005-10-09 23:58
| 京都 おいしいもの